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写真集「今日という日を摘み取れ」

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【新刊案内】渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』を刊行します

サウダージ・ブックスより、渋谷敦志写真集『今日という日を摘み取れ』を刊行します。本書は2020年11月中旬より、サウダージ・ブックスのオンライン・ショップおよび直接取引店で販売します(取次経由の書店・ネット書店への流通は予定していません)。

今日という日を摘み取れ
渋谷敦志写真集

2020年11月3日 初版第一刷発行

著者 渋谷敦志
発行 サウダージ・ブックス

装丁・組版 納谷衣美
印刷・製本 株式会社イニュニック

仕様 A5判/320ページ/並製/モノクロ
定価 本体2800円+税

【内容紹介】
突然、降りかかった未知のウイルスによる感染症の世界的流行(パンデミック)という災禍が、人と人とを物理的にも精神的にも引き離すいまこそ、「ここではないどこか」へ臆さずに移動し、他でもない「あなた」と対面する営みを写真行為の出発点にすえなおし、意志を持って「人びとのただ中へ」と踏み込むことの意義を問い直したいと思う。
——渋谷敦志

「人と人とのあいだに分断する境界線を引くのではなく、共にいられる場所を開いていくことはできないだろうか——」。世界各地の紛争や飢餓や児童労働、災害の現場を取材し、どんなに困難な状況の中でも生きようとする人間の尊厳を撮影してきた写真家・フォトジャーナリストである著者の集大成となる作品集。アフリカ、アジア、東日本大震災以後の福島、ヨーロッパの難民キャンプなどを旅しながら、人間を見つめ、人間から見つめ返されるまなざしの十字路の情景を記録した約220点の写真と4編のエッセイを収録。

タイトルは、古代ローマの詩人ホラティウスの名言「今日という日を摘み取れ Carpe Diem」より。

*本書に収録したエッセイは、『まなざしが出会う場所へ——越境する写真家として生きる』(新泉社、2019年)の内容と一部重複することをお断りします。

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